《John John Festival 2011 感謝祭》

沢山の、本当に沢山の方のおかげで、大成功に幕を閉じました。

これからも、あたたかい応援をよろしくお願いします。

 

ありがとうございました!!


2011年12月4日(日)

 

【時間】open 18:00 / start 19:00

 

【場所】表参道 EATS and MEETS Cay

 

【出演】

john*:fiddle, vocal

annie:guitar, vocal

トシバウロン:bodhran

 

support

田嶋ともすけ:drums, percussion

中原直生:uilleann pipes, whistles, 鍵盤ハーモニカ

 

司会

岡大介

 

ゲスト

松原東洋、長谷川宝子(舞踏)

 神永大輔(尺八)

Drakskip

ハチャトゥリアン

ちみん

 

PA

イデホフ

 

 

予約 ¥3,000 / 当日 ¥3,500(ドリンク別)  

【ペア割!】¥2,500(二人以上でお申し込みの場合のお一人様価格)

購入は直接バンドメンバーからか、またはお店(CAY)まで

 

問合:03-3498-5790(CAY)

 

主催:John John Festival & TOKYO IRISH COMPANY


* * *

 

昨年末Cayにて行った東京アイリッシュバンドのお祭りから1年、
トリを飾ったバンドJohn John Festivalがワンマンライブを行います。
1年間の思い出と感謝を込めて多彩なゲストと共に

賑やかなステージを繰り広げます。

 

John John Festivalのライブ、各メンバーから直接の他に、

メール&郵送でのご購入も可能です。

ご希望される方は、johnjohnfestival@gmail.comまで

お名前、枚数、ご住所をご連絡ください。


 


musicians..

 

田嶋ともすけ drums, percussions

 

John John Festivalサポート率ダントツNo.1のドラマー、ともすけさん。


演奏中は、しっかりじっくり僕らの状況、グルーブを感じ取りながら、

それを下からぐぐぐっと持ち上げてくれます。
そして、ここぞという時にはカッコいいフレーズで僕らのテンションをがっつり

上げて、ドラムの音が止んだと思ったら、カシシを持って踊ってくれます。
ドラムセットの上に乗って飛び降りたこともありました。スタンドが折れました。

でも心は全く折れていなかった。

タフでとっても気が利くともすけさんは、ちゃんと羽目を外せるお茶目さを

持ち合わせていて、僕らのムードメーカー。

誰かがしんどいときには優しく声をかけてくれて、誰かが無茶振りしたときは、

7割くらいの確率で応えてくれます。

あとの3割は「それはきついな~」と「今は違うっすよ」と「あ~」。
「あ~」のときの動きが可愛いです。

ちょっと失敗しちゃったときもとっても可愛いです。


肉と蟹に誰よりも喜びを噛み締めたこともありました。

プールでムササビのように飛び込んだこともありました。

麻雀でベタ折りしたこともありました。
僕の小型マシンガンいじりに誠意を持って応えてくれる、

そして幻のライブ荒らしduo「かぼす」の愛すべき相方でございます。


元々は(勿論今も) Modern Irish Project の正メンバー。
昨年6月、John John Festivalの旗揚げライブ@MURIWUI以来のお付合いです。


直感で選んで、だんだん大事にしなくなって、壊すけど、直す。
何の話かは、本人に訊いてみましょう。

 

 

written by annie

 


***


田嶋 友輔(たじま ゆうすけ)

邦楽囃子方、仙波清彦氏に師事。
邦楽・下座音楽を実践的に学ぶ一方、都内でセッション活動を始める。
ドラム、パーカッションを織りまぜた独自のアプローチ、
「間と息と節」といった邦楽特有の感性は、音楽に新しい風を吹き込む。
カシシを使った、高揚感溢れるプレイも見物。

「カシシ向上委員会」
http://tomosuko.jugem.jp/

 

 


 

中原直生 uilleannpipes, whistles..

 

皆大好き、なおみちゃん。
くるりとした目をした、愛くるしい女の子。
いつもデジカメを持ち歩き、狙ったシャッターチャンスは逃さない。

習得に時間がかかると言われるイーリアンパイプスを始めておよそ3年、

若きパイパーとして立派に活躍しています。
ほかにも鍵盤ハーモニカ、ホイッスルを操り、さまざまな色を混ぜてくれます。

たくさんの曲を一緒にやっているけれど、annie's loveをやるのが

実は個人的にとても好き。
雰囲気を上手に感じ取って、ホイッスルでふうわり音をのせる感じが、

いつも流石だなあと感心しちゃいます。

もともと、なおみちゃんとannieとわたくしjohn* は同じ大学。

ケルト音楽のサークル、g-celt で知り合いました。
JJF との付き合いは、昨年7月にミュージカルグループ、モノムジカの

公演《十六夜の楼》に、JJF+naomi として参加した時から。
今年の春の、鴨川ツアーにも一部同行してくれました。


なおみちゃん、
いつもわたしの弾丸デートに付き合ってくれてありがとう。
ホタル見に行ったり、温泉行ったり、東京タワーにのぼって夜景も見に行ったね。
こっそり言ってしまうけど、たまに娘のように思っています。
共に音を出すことの喜びをいつも噛み締めています。

あの大きなステージに一緒に立てること、とてもとても、楽しみなのです。

 

 

written by john*

 


***


中原直生(なかはらなおみ)

小学生の頃にアイリッシュダンスを知り、その音楽に惹かれる。
大学入学後にWhistleを、冬からUilleann Pipesを始める。
関東大学生のアイリッシュ音楽愛好家を集めた3日間に渡る音楽とダンスの

イベント、「ICF(Intercollegiate Celtic Festival)」を主催。
東京芸術大学音楽学部楽理科4年在学中。

「生梅庵」
http://namaume.jugem.jp/

 

 


 

岡大介 司会

 

 

いつも赤い服を着て、リュックにカンカラ三線をさして飄々と現れる岡くん。


岡くんとの出会いは忘れもしません、10月30日。
アマルでの、1st albumのレコ発ライブにひょっこり遊びに来てくれたのでした。
いろんな人から岡くん話をたくさん聞いていたので、とうとう本物に会えた!とちょっと感動しました。
その後の11月、TIGのレコ発にもふらっと来てくれました。

出演者でもないのに、なぜか朝まで共に打ち上げ。


そんな岡くんとの初共演は今年の2月、浅草アミューズミュージアム。
わたしたちと一緒にやるための曲を新しく作ってくれました。
そして終わった後は打ち上げに打ち上げを繰り返し、

結局皆で朝まで過ごしました。
5月にも、西荻窪CLOP CLOPで再び共演。熱い夜となりました。


目をきらきらさせてうたう彼はヒーローのよう。
声を張り上げて歌う横顔を見ていると、どこまでもついていこうという気分に

いつもなります。
岡くんと一緒のときの皆の演奏、ものすごくエネルギーに満ちていて驚くほど。

きっと無敵。
あれだけ全力で楽しめることってそうそうない。


普段の岡くんはぽけぽけっとしゃべります。
吉祥寺で待ち合わせをしたとき、道ばたに座ってカンカラ三線を直していました。

お酒の席での振る舞い方をこっそりわたしに教えてくれました。

ふとした時に真面目な将来の話をします。

 

わたしたちと一緒に、きゃっきゃとともすけさんをからかう姿は子供のよう。
かと思えばさりげなく気を遣ってくれる、優しき大人なのです。


そんな愛すべき男、岡大介を司会に迎えます。
一言目にはどんな台詞が飛び出すのか?
果たして岡くんは歌うのか、それともあくまでも歌わせないのか...?

 

 

乞うご期待...!

 

written by john*

 

 

***


岡大介

明治大正演歌、昭和歌謡も唄えるフォークシンガー。
カンカラ三線を用いたオリジナリティ溢れるパフォーマンスで、

日本の古きよき曲と唄声を今に伝えるべく唄っている。
東京都内を中心に、ライブハウス、居酒屋、レストラン、アジトをはじめ

イベント出演や施設慰問など、お酒を飲める場所飲めない場所にかかわらず

活躍中。


岡大介ホームページ
http://okataisuke.web.fc2.com/index.html

 

 


 

にしむられいこ illustration

 

 

よくCDのジャケットをみて「これ可愛いですね」と言われる。

その度に鼻が高くなる。チラシもそうだ。チラシを持っていくと

「このチラシ可愛いですね。誰が描いたんですか?」ときかれる。

その度に「これはですね.....」と、鼻高々に説明する。

 

れいこさんは僕らのイラストレーターだ。

彼女の描く絵があまりに可愛くて、しかも雰囲気がぴったりで、CDのジャケットをお願いした。でも白状すると、そのときCDといってもCDーRで作るような簡易なモノを考えていたのだった。

ところが、れいこさんから上がってきたデザインがもの凄くよくて、

「これはRではもったいない」という話になり、急遽プレスすることになってしまった。

 

彼女のイラストは、僕らをぐっと高みにあげてくれる。

いつもイラストの仕事をお願いすると、しばらく制作という名の

沈黙の期間があり、その後そっとデータが送られてくる。

これが凄い。大体一発オッケー。

フォントや段組み、そして文字校正はもちろんあるけど、

イラストに関してはあまり修正をお願いした記憶がない。

きっと彼女のハードルが高いんだろうなあ、といつも察している。

僕のハードルが低いのかもしれないが、とにかく彼女の仕事には

いつも満足するし、何が仕上がってくるんだろうという期待もある。

ワクワクするのだ。

 

今回の企画のチラシも急ピッチで仕上げてもらった。

とても華やかな感謝祭の香りがするデザインになったと思う。

ありがとう、れいこさん。

 

余談だが彼女はアイリッシュフィドルも弾く。

これがまた味があって良いフィドルだ。

是非演奏している彼女をみかけたら、そっと声をかけてみてください。

 

 

written by toshi

 

 

***

 

 

にしむられいこ

 

【フィドルのこと】

トラディショナルアイリッシュミュージックに興味を持ち

2005年頃からフィドルを弾き始め
アイリッシュフィドル奏者の田村拓志に指導を受ける。
セッションに参加したり知り合った方々とライブ活動をきまぐれに行う。

 

2008年にはDublin, Sligo, Galwayへ旅行に行く。

 

影響を受けたりよく聴くフィドラー

Takuji Tamura/Breda Keville/Brian Rooney/Tony Linnane/James Cullinan。。。。

 

 

【絵のこと】

手描きのイラストをフォトショで加工するのを得意とする。

アクリル画も描く。

楽器や音楽を題材にしたものが多いが変なキャラクターを考えるのが好き。

 

手製絵本も気まぐれに作る。長新太、安野光雅の絵本が好き。
The Ash Grove, John John FestivalなどのバンドロゴやCDジャケットのデザインを担当する。
2010年カフェアマルにて初の個展を開催、友人の翠子との共作ぬいぐるみシリーズが大好評。 

 

 

にしむられいこホームページ「reizouco」

http://www7b.biglobe.ne.jp/~reizouco/

 


 

松原東洋 & 長谷川宝子 舞踏

 

 

西荻窪のclopclopで東洋さんの踊りを見た時の印象は今でもはっきり覚えている。

全身ほぼ裸で白塗りだとか、型のない奇妙な踊りとか、そういうものが飛んでいって、ただ彼の踊りに引き込まれてずっと見入っていた。

いよいよ踊りが終わろうとして、みかん箱のようなものに立った状態で最後に力をすうっと抜いていく様子がみてとれた。


足の下の方から徐々に力が抜けていき、目に差し掛かったところで目の色が変わっていくのをみた。正気に戻る感じだろうか。

よく漫画でみるような、アレ。
実際目の当たりにして思わず唸ってしまった。こりゃ凄い、と。



踊りは音楽に比べるとよりシビアな気がする。
観客を引き込む力も技術も、より精度の高いものやパッションが要求されるんじゃないか、と。
もっと平たく言えば、誤摩化しがききにくいんじゃないか、とそう思う。
でも東洋さんや宝子ちゃんは本当に踊れるダンサーだ。
一緒にやっていて返ってくるものも、とても大きい。

 

 

一度ジョンジョンフェスティバルで一緒に舞台を作った時の印象も鮮明に残っている。
僕らの長い曲selmaに踊りのふりを考えてもらった。

じゃあ、大体こんな感じでやろう、とリハを通して構成を確認して、

本番に臨んだら全然違う踊りが出てきた。


シコふんじゃった! あいつら、シコふんでやがる!
もともとサプライズが好きな我々。

違うことをされると俄然テンションがあがる。
終わった後声をかけて、密かに仕込んでいたネタがよかった、という話をした。
すると、東洋さんから「あれは全然考えてなかった。突然出てきた」と言われびっくりした。
そのときの演奏は彼らの踊りから刺激を受けてとても良いものが出来たと思う。

 

 

今度の舞台でも何が起きるか楽しみだ。今から想像してワクワクしている。

 

 

written by toshi

 

 

***

 

 

松原東洋

舞踏家。

舞踏団トンデ空静を主宰する。
他に渋さ知らズオーケストラやザ ゴヤスレイの舞踏手として活動している。

 

 

長谷川宝子

舞踏家。

舞踏団トンデ空静や渋さ知らズオーケストラの舞踏手を勤める。
その他、衣装や絵画の製作も手がける。
絵本をつくったりもする。『くいしんぼうのまっくろじんじん』

 

 

トンデ空静のホームページ

http://tondekarashizuka.arrow.jp/

 


 

神永大輔 尺八


 

ゲーム音楽ってなんのこっちゃい、という人も、

彼の情熱に触れると少なからず心が動くだろう。


彼は熟練した尺八奏者であり、そして、誰よりも熱いゲーム音楽マニア。
幼い頃からゲームそのものよりゲーム音楽が好きで、

遊んだことのないゲームのサウンドトラックや楽譜を収集し、
ひとつひとつの世界観に音楽から飛び込んで浸る。潜る。
中でもケルト音楽の影響を受けた音楽が好きで、好きで、

それで尺八を始めちゃったらしい。運命か。

彼と一緒に演奏していると、彼がその曲のことをどれほど好きで、

大切に演奏しているかが強く伝わってくる。
そして、ゲームがどうこうでなく、その曲がとても好きになる。
それはきっと、聴いている人にも伝わっていると思う。

この夏彼はスペインのお遍路さんとなり、

見事サンティアゴの巡礼を歩き遂げ、ひと皮もふた皮もむけて帰ってきた。
その後の彼の活躍は目を見張るもので、

いろいろ彼にイタズラしたがる僕にも優しく応えてくれる。仏のうなぎ上り。

きっと年齢を重ねても、彼は少年のようにきらきらした瞳で自分の好きな音楽について語り、奏でていると思う。
そして見た目はナイスミドルを経て仙人のようになるのだと思う。
そんな神永くんが大好きです。

こないだライブ後のアンケートに、

「たまにシェーのポーズをしているのはあれは何ですか?」

と書かれていたのもお茶目です。

 

 

 written by annie

 

 

***


神永大輔

都山流尺八師範(竹号は耀山)

第54期NHK邦楽技能者育成会合格
EYS音楽教室西新宿校尺八コース講師
千葉大学文学部日本文化学科ユーラシア言語文化講座卒業
都山流尺八准師範検定試験、師範検定試験ともに首席登第

5歳からピアノをはじめ、大学のサークルで尺八に出会う。
これまでに曽我哲山、クリストファー遙盟、小湊昭尚の各師に師事。
都山流、琴古流それぞれの奏法を学ぶ。
2007年頃から、都内を中心にライブ活動を開始。
どんな音楽や表現にも即興で合わせて演奏ができる表現の幅の広さに定評がある。
サポートメンバーとしての演奏活動、レコーディング参加多数。
2010年に、いわきアリオス小ホール、都内の浄土宗寺院・観智院本堂で「神永大輔尺八リサイタル」を開催。


神永大輔オフィシャルウェブサイト
http://www.daisukekaminaga.com/home/

 


 

Drakskip

 

ドレクスキップはすごい。

まず、演奏がすごい。
初めて聴いたときからそのアンサンブルの勢いに圧倒されたけれど、

それからというもの、聴く度により面白く、よりスリリングに、より魅力的に

変化・進化している。
いつどこで聴いても彼らの演奏にはわくわくするし、

自分の音楽好きの友達にもすすめたくなる。
僕も、彼らの音楽に出会って笑顔になっている人をたくさん見たことがあります。

次に、活動がすごい。
軽やかなフットワークで全国各地で大活躍していることも、

この秋京都会館で大規模なワンマンライブを大成功させたのも、

同じお年頃のミュージシャンとして大尊敬。
そう遠くない将来、日本中で彼らの名前と音楽を耳にする人が増えるだろうし、

きっと彼らの音楽は海を越えて沢山の人に届くのだと思う。
僕も、彼らの音楽に出会うのをとても楽しみにしている人をたくさん見たことがあります。

そして何よりすごいのは、だんだんみんながドレクスキップを大好きになること。
これが一番すごい。

彼らと関わった人はきっと皆彼らのことが大好きで、応援したい気持ちになる。
彼らの音楽への姿勢がそうさせるのか、彼らの人懐っこいキャラクターなのか、はたまた、、
僕は、彼らのことが大好きだ。


フィドル&ニッケルハルパのえもさん(榎本翔太)。
なんてったっていちばんかわいい。白い歯でニカっと微笑みかけられたら、ちょっと元気なくてもちょっと元気出る。
演奏中、キレッキレの動きでひざまずいちゃったりなんかしたら、心の中で黄色い歓声が上がる。
ニッケルハルパが好きなんだなぁ、ってわかる、愛のある音が響いてきます。

5弦ヴィオラののまくん(野間友貴)。
にこにこしながら柔らかい身のこなしと音でアンサンブルの隙間を駆け抜けるのまくん。
一緒に音を出すと、その吸い付き加減、やみつきになりそう。
リーダーらしくしっかりしているし、優しいし的を得た発言してくれるし、

打ち上げではまあるいメガネをかけてくれる。

12弦ギターのゆーすけくん(浦川裕介)。
出会った頃はミステリアスな雰囲気だったゆーすけくん、

いつしか兄弟のような、幼なじみのような、従兄弟のような、不思議な存在(勝手にそう思っている)。
一度イベントの合間に渋谷の名曲喫茶に2人で行ってぼーっとしたのが思い出深い。
僕と似た楽器なのに彼のギターからは実に神秘的な響きが生まれて、彼らの音楽を未知の色彩に染めていると思う。

パーカッションのなべ(渡辺庸介)。
なべは面白い。彼が面白い所をたくさん目撃した。
ともすけさんとボイスパーカッション対決したこともあったな。。

しかも2度。
ドラム椅子の上にタンクトップで立ち上がった時は、後光が差していました(実際に)。
彼のパーカッションは実に緻密で、一緒にやるとそれがわかる。

彼は曲のことも演奏者のことも、とてもよく理解して音を出している。


これまでに何度か John John Festival と drakskip は一緒に演奏している

けれど、その時の音の波は凄まじく、面を越えて立体となり、

空間全体に響きわたるのがわかる。最高に楽しい。
12月4日、CAYでみんなで音を出すのが、実に楽しみです。

 

 

written by annie


***

 


Drakskip(ドレクスキップ)

榎本翔太/ニッケルハルパ、フィドル 
野間友貴/ 5弦ヴィオラ 
浦川裕介/ 12弦ギター 
渡辺庸介/ パーカッション


「うねり、戯れ、疾走する」

京都発、新世代ユニバーサルインストバンド「ドレクスキップ」。


Drakskipの音楽は北欧を中心に世界中の音楽を取り込んで、そのサウンドは

躍動的、前衛的でありながらもどこか懐かしい。
北欧の伝統楽器ニッケルハルパ・5弦ヴィオラ・12弦ギター・パーカッションといった珍しい組み合わせで、4人とは思えない壮大なスケールの音楽を紡ぎだす。


海外著名アーティストとも共演多数、年間ライブ本数は150本を越え、

圧倒的なライブ体験は土地や世代を超えて様々な人の共感を得ている。
京都を拠点に全国、世界に向けて音楽を発信すべく活動している。

 

 

Drakskip web site
http://www.drakskip.net/

 


 

ハチャトゥリアン

 

New Orleans Jazzを陽気に演奏するデュオ。
粋な男、banjo弾き丸山くんと、踊る天然ガールTrombone吹きハロちゃん。


ハロちゃんと、わたしと、annieは同じ大学で知り合いました。
3人で初めて会ったきっかけは、アイリッシュでもニューオリンズジャズでもない、また別の音楽。(長くなるのでここでは割愛!気になる方は直接聞いてね◎)

その後に、せっかくなのでお互いの専門の音楽でライブをしましょうと企画して、丸山くんとも出会ったのでした。
ほとんど初めて聴くニューオリンズジャズにわたしたちは心を奪われました。

それから半年後、わたしたちはJohn John Festivalを結成。

ちょうど同じ頃にハチャトゥリアンも結成。
ハチャトゥリアンとJJFは絶対に相性が良い!と思い込み、バスキングを一緒にしたりして交流を深めました。
お酒を飲むのが大好きで、野外で演奏することがとっても似合う、そして何より、音楽はもちろん、人柄からもにじみ出るお祭り感に親近感を覚えます。


今年こそぜひちゃんとライブを一緒にしよう!と、ハロちゃんお手製の

ガンボスープと丸山くんお手製タコスをつつきながら皆で考え実現したのが

今年8月の、中之条tsumuji。
あいにくの雨模様でしたが夢のように幸せな時間でした、

なんだか映画みたいで思わずほろり。
何よりも、演奏している皆がずっと笑顔だったのがいい。


ハロちゃんはお洒落で、ほわわわんとしていて、だけど芯のぶれない、

毎日をしっかりとハロちゃんらしく生きている女の子。
ニューオリンズに対する愛を人一倍持っていて、そのがんばりを見ていると背筋がしゃっきりします。
スカートをふわり揺らしながら裸足でトロンボーンを吹き鳴らすその姿に釘付け。

丸山くんは粋。なにがって、もう佇まいから粋。
そしてバンジョーももちろんだけれど、歌がとてもいいのです。かっこいい。
すこししゃがれた色気のある声で張り上げて歌う姿にやられる男女、数知れず。


当日はきっと、さらにお祭り気分を盛り上げてくれること間違いなし!
どうぞお楽しみに...!

 

 

written by john*

 

 

***

 

 

ハチャトゥリアン

 

菊池ハルカ トロンボーン
丸山朝光 バンジョー、ボーカル

 

 

藝大卒のトロンボーン・ハロと、ニューヨーク帰りのバンジョー・まるやまによるニューオリンズ・アコースティック・デュオ。

ジャズ発祥の地、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズの音楽、文化、人々に魅せられた2人が紡ぎだす楽しいリズムと、

どこか懐かしいメロディーは、 子供を躍らせ、お父さん、お母さんを笑顔にし、おじいちゃん、おばあちゃんを癒す。(統計上)


古いニューオリンズ・ジャズを中心に、ポピュラーソング、映画音楽、ニューオリンズ・ファンク、オリジナル曲等、様々なナンバーを演奏し、聴く人は、ハチャトゥリアンという窓を通して、現地ニューオリンズの素敵な景色を見る。


ハチャトゥリアン
http://haroband.com/khachaturian/index.php

 


 

ちみん

 

 

たっぷりと空気を含んで歌う彼女の傍にいると、そこだけ時間の流れが大らかになって、落ち着くのともどきどきするのとも違う、不思議な気持ちになる。

初めて彼女の歌を聴いたとき、僕は夏の夜の向こうに自分だけの景色や感情を思い浮かべて、今の自分もわるくないな、と思えるようだった。

彼女と一緒に音を出すと、空気に触れる、という言葉はこういうことなんじゃないか、と手のひらに感触がのこる。


12月4日、ちみんさんは大阪から来てくれます。
僕らと一緒に歌を歌います。
僕が、僕らが感じたことを、みんなにも感じてほしいと願っています。


written by annie


**


ちみん

大阪在住、シンガーソングライター。
過去に4作のCDを発売、2011年12月、5作品めのCDを発表予定。



chimin
http://chiminchimin.blog6.fc2.com/

 


 

イデホフ PA

 

イデホフさんとの出会いは、アコーディオン&歌のスパン子さんの一大イベント「スパンコスモ」の時(そもそも今回の感謝祭もスパンコスモに触発を受けている)。

凄く大勢の出演者、しかも入れ替わり立ち替わりしているのに、淡々とPAをこなしつつ、しかも自分も楽器を弾いたりして音を重ねるところにちょっと肝を抜かした。

腕利きのPAでもある彼は、Goreyレーベルの代表でもあり、彼が良いと思うとっても良質のアーティストやバンドを世にコツコツと送り出している。

そのレーベルミュージシャンでもあるスパン子さんがとにかくイチオシで「イデちゃんのPAは本当にぶったまげるよ。別世界!」とまで言っていた。

どんなものかいな?と思っていたけど、その片鱗はレコーディングに接した時にすぐに伝わってきた。

もちろん妥協はしないし、良いモノをつくろうとする気概は凄い。

でもそれ以上に、こっちが思っている以上の音を出そうとしてくるのが凄いなあと思った。

いつか一緒に仕事したいと思っていたけど、こんなに早く機会が訪れるとは思っていなかった。

運良くスケジュールが空いていたことに感謝。どうぞよろしく御願いします。

 

written by toshi

 

 


 

CAY

 

今回感謝祭をやる場所はCAYでしかありえなかった。

理由は2つ。

一つは去年ジョンジョンフェスティバルも参加した、

アイリッシュミュージックのお祭り、TOKYO IRISH GENERATION。

このイベントがCAYで行われたのが理由の一つ。

イベントのワクワク感、年に一度のお祭り感を受け継いでいきたい、

そんな想いもあって、また再びCAYでやらせてもらうことになった。

もう一つは、ジョンジョンフェスティバルでというわけではなかったけど、

僕やジョンが出演するイベントが3/11にCAYで行われる予定だったこと。

当然イベントは中止、それどころか一体どうなってしまったの日本?という状況の中で不安に駆られることなくその日を過ごせたのは、CAYのスタッフさんたちがドッシリしていたこと。

イベント中止が決まった時「今日は好きなモノ食べてってくれ!」とシェフの森川さんがかけてくれた言葉の暖かさは忘れない。

本当にありがとうございます。

節目節目でCAYでやらせてもらえることに喜びを感じ、その日をワクワクしながら待つのです。

 

 

written by toshi